受験2年目

 Lゼミ(答練、解説、ゼミ仲間との勉強会)を継続。勉強時間不足の意匠、商標に力を入れ、判例にも時間を割き、ゼミの後半頃にやっと論文のコツを掴むことができた。Lゼミが終わる時期に、またまた仕事が忙しくなり、論文本試までの3,4カ月間、殆ど(まったく)論文を書くことをせず、本番に突入。特許はいまいち、意匠はぼちぼち、・・・、この時点で短答が免除される来年度に照準を絞り始める。

 論文本試の商標は、ばっちり勉強した「立体商標」の判例ベースの問題が出て、ほぼ完ぺきに解答できたが、前半のマイナスがあるので、気持はすでに来年の論文本試へ切り替えて、青本等の基本から早めに勉強を開始。

 Lゼミの選抜試験の前日に、まったく期待していなかったが、何気なく論文の合格発表を見ると、自分の受験番号に似たような番号があったので、慌てて受験票を探すも、どこを探しても見つからず。2時間探してやっと見つかった受験票を見ると、さっきの番号だった。1時間ほどめちゃくちゃ喜んだ後、めちゃくちゃ焦ってきた。・・・そういえば、口述の勉強をまったくしていない・・・

 翌日、Lゼミ選抜試験に代えて、口述対策講座のガイダンスへ参加。そこから3週間の地獄のような猛勉強が始まる。1日でも勉強時間が欲しかったので面接日が後ろになるこを祈るも、届いた受験票には「初日」。その時点で半分諦めたが、逆にその分気持が楽になった。

 練習の気持ちで臨んだ口述試験本番。最初の部屋に入るまでは少々緊張したが、入った後はまったく緊張もせず、判らない問題もコミュニケーション力でヒントを引き出しながら、なんとか無事に終了。意匠法の1問のみ答えられなかっただけで、この時点で、ほぼ合格したと確信した。

 口述試験で気分が過剰に高揚したせいか、2,3日間、興奮して眠れない夜が続いた。