口述テーマ@特実法

2016年09月04日 18:32

 特許庁ホームページで公表されている過去5年間の口述テーマを確認しておきましょう。


H23年度

 明細書等の補正

 特許発明の技術的範囲と均等論

 分割出願

 特許権侵害訴訟

 特許無効審判

 法定通常実施権

H24年度

 特許要件及び出願審査

 明細書等の補正

 訂正審判・訂正請求

 特許無効審判と訴訟

 特許無効審判

 共同でした発明

H25年度

 明細書等の補正、外国語書面出願

 特許権の効力、専用実施権、通常実施権

 特許権侵害に対する救済措置

 実用新案登録に基づく特許出願、国内優先権

 特許無効審判

H26年度

 国内優先権

 審判の審理

 特許を受ける権利

 被告適格、請求人適格、冒認

H27年度

 記載要件、補正却下

 特許異議の申立て

 特許無効審判、訂正の請求


 弁理士試験は「穴を無くす」ことが鉄則ですので、「山を張る」のは良くありませんが、限られた時間の中で「メリハリ」を付けて「要注意テーマ」を学習することは試験対策として重要になります。


 まず、過去5年間で問われたテーマに対する「関連条文」「青本・改正法解説書」「審査基準」「判例」は押さえておきましょう。


 その他の重要テーマとしては、以下が挙げられるでしょう。


 ①職務発明(改正)

 ②特許協力条約に基づく国際出願に係る特例

 ③抗弁(先使用権、104条の3、など)

 ④特許要件と新規性喪失の例外(今後の改正)

 ⑤特許権の移転請求


 論文の合格発表を待ってからの勉強開始では、可能性はゼロではありませんが、時間が十分に確保できないことから合格が遠のくことになります。


 早めに青本・改正法解説書、審査基準等の読み込みを開始することをお勧めします。


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